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シニア婚活

2017.11.24

厚生労働省の調査によると2014年に結婚したカップルは64万3749組。そのうち1万2908人が、少なくともどちらか一方が65歳以上で結婚しているそうです。
どうも、シニアになってから結婚する「シニア婚」をターゲットにした紹介・婚活サービスが増えてきているようです。実際には結婚だけが目的ではなく、一緒に趣味を楽しんでくれる人や同居生活をしてくれる人を探すことも目的になっているようです。一般的に言われるような「婚活」というよりも人との繋がりを作る交流会に近いのかなと思います。

現代では核家族化が進んでいるためパートナーを亡くした場合、一人暮らしを余儀なくされる高齢者が多く存在します。そんなことを考えると、こういった「場」が提供され始めたのは凄く良いことだと思います。
先日、お墓のことで相談に来られたある女性が、旦那が亡くなって寂しかったけど、友達が食事会とかバスツアーに誘ってくれるから凄く今が楽しい」と仰っていました。この女性も仰っていたことですが人との繋がりがないと、どんどん気分が落ち込んでいきます。外に出る用事もあまりないため、そのうち外に出るのが億劫になり気づけば家に引きこもってしまいます。一般的に出不精の人は認知症になりやすいと言われています。認知症になることが悪だとは言いませんが、認知症予防という観点でも人との繋がりは大切だと思います。
しかし残念なことに高齢化率30%を越える和歌山市であっても、シニア婚活イベントはたまにしか開催されていません。。。

一般的に高齢期に入ると3K不安(健康・経済・孤立)がのしかかってくると言われています。おや、これはもしかするとビジネスチャンスなのではないでしょうか。

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