あゆむ
和歌山市西庄の県道146号線沿いにあるサービス付き高齢者向け住宅「清美の郷 あゆむ」やデイサービス「なごみの郷 あゆむ」など介護事業を3店舗運営する、有限会社あゆむ。約13年前に訪問介護事業をはじめたのをきっかけに、2010年からサービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)をスタートさせました。当時はまだまだ和歌山市内のサ高住は少なく、先駆け的な存在として注目されていました。市内にサ高住が増えてきた今も長年の運営経験によって、地域住民を中心に厚い信頼が寄せられています。
あゆむの施設は県道沿いにありながら山や田畑なども周辺に多く、とても緑豊かな場所です。サ高住の「清美の郷 あゆむ」を中心として、デイサービスの建物や菜園「なごみ農園」があり、利用者さんや職員さんの声がいろいろなところから聞こえます。
現在サ高住「清美の郷 あゆむ」では入居する方々の介護度が低いこともあり、のびのびと思い思いの日常を過ごしている様子がうかがえます。日中はデイサービスへ行ったり、織り物など趣味の時間に使ったり、イベントや食事を入居者全員で楽しんだり。普通のマンションに住んでいる感覚で生活を送っています。もちろん建物内はバリアフリーであり、介護度が重くなっても生活環境を変えることなく、暮らすことができます。
実はそのような「普通の日常」を送ってもらうための工夫がたくさんあると代表者の堀坂真也さんは言います。「まず職員が制服ではなく、全員が私服で対応しています。入居者さんからすると、自分の家の中に制服の人が歩いていると感じるだけで圧迫感があると思うんです。職員を『親しい近所の人』くらいに感じていただきたいので、ずっと私服対応を続けています。それで職員側が困ったこともないですし、これからも続けます」。
その他にも独自の工夫として、特に匂いに気をつけたクリンリネスを行い、クリーンな環境を整えていること。また、入居者が自然に顔を合わせられるよう、全員集まって食堂で食事をするなどがあります。さらにほかの介護施設と大きく違うのは、看板犬がいること。動物を飼いたいという要望があったことをきっかけに、サ高住、デイサービスともに犬と共に過ごせる環境にしたといいます。「職員も含めて笑顔が増えますし、何よりコミュニケーションや刺激があるのは利用者さんにとっていい影響だと考えています」と堀坂さん。
本当の家族を思うのと同じように利用者さん目線で考えられている、あゆむの施設。デイサービス「なごみの郷 あゆむ」でまずお友達を作り、グループ施設であるサ高住に入居する方もいるとのことです。サ高住入居前には「お泊り体験サービス」などを利用して、夜間にケアスタッフのいる生活環境の心地よさを確かめてみてはいかがでしょうか。
施設情報 - サービス付き高齢者向け住宅 Kiyomi’s郷 あゆむ
住所 | 和歌山市湊1820−101 |
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電話番号 | 0120−827−652 |
ホームページ | http://www.kaigo-ayumu.co.jp/ |